公共施設8
西宮市立安井小学校
西宮市の公募型プロポーザルで受注した、小学校の改築事業です。
本事業は昭和30年代築の校舎の老朽化や、児童の増加に伴う教室不足、児童1人あたりの運動場面積の不足の解消を目的としています。
配置計画は運動場面積の確保、仮設校舎建築スペースの確保、敷地南側JRからの騒音対策等を考慮し、敷地北西側にL型の配置としました。
外観デザインは周辺の集合住宅と調和するデザイン、ディテールとしています。
計画地は地区計画で高さ制限が策定されている地域ですが、運動場面積確保の観点から、特定行政庁の許可を得て屋上にプールを設置しました。 また、校舎敷地と体育館敷地が別敷地であることから、同様に特定行政庁の許可を得て道路上に空中通路を設置し、移動時の安全性を確保しています。
校舎はL型の中でより面積効率の高い中廊下型を採用し、廊下幅を3.6~4.1mと広く設け、極力開口部を大きく取ることで十分な採光を確保出来るよう配慮しました。
各学年ユニットごとにオープンスペースを設けることで中廊下に光を取り入れ、明るい学年ユニットを構成しています。
学年ユニット間の階段には西宮の名所をイメージした彩色を施し、ユニットごとのサインとしました。
2・3階のL型コーナー部分には特別教室と展示ホールや理科メディアを設け、アクティブラーニングを促すとともに、異学年交流の場として提供しています。
地域利用が活発な運動場は、スペース上の理由により防球ネットの支柱を校舎側に立てられないため、各階水平メンテナンスデッキ間に防球ネットをかける計画としました。 また、メンテナンスデッキは教室窓からの落下防止対策としても機能しており、窓台を低くすることで窓を大きくすることができ、より多くの光を取り入れることが可能となりました。
配置計画は運動場面積の確保、仮設校舎建築スペースの確保、敷地南側JRからの騒音対策等を考慮し、敷地北西側にL型の配置としました。
外観デザインは周辺の集合住宅と調和するデザイン、ディテールとしています。
計画地は地区計画で高さ制限が策定されている地域ですが、運動場面積確保の観点から、特定行政庁の許可を得て屋上にプールを設置しました。 また、校舎敷地と体育館敷地が別敷地であることから、同様に特定行政庁の許可を得て道路上に空中通路を設置し、移動時の安全性を確保しています。
校舎はL型の中でより面積効率の高い中廊下型を採用し、廊下幅を3.6~4.1mと広く設け、極力開口部を大きく取ることで十分な採光を確保出来るよう配慮しました。
各学年ユニットごとにオープンスペースを設けることで中廊下に光を取り入れ、明るい学年ユニットを構成しています。
学年ユニット間の階段には西宮の名所をイメージした彩色を施し、ユニットごとのサインとしました。
2・3階のL型コーナー部分には特別教室と展示ホールや理科メディアを設け、アクティブラーニングを促すとともに、異学年交流の場として提供しています。
地域利用が活発な運動場は、スペース上の理由により防球ネットの支柱を校舎側に立てられないため、各階水平メンテナンスデッキ間に防球ネットをかける計画としました。 また、メンテナンスデッキは教室窓からの落下防止対策としても機能しており、窓台を低くすることで窓を大きくすることができ、より多くの光を取り入れることが可能となりました。
- 所在地
- 兵庫県西宮市
- 構造規模
- RC造4階建一部S造
- 延床面積
- 校舎敷地 延8,468.68m²
- 体育館敷地 延845.56m²
- 竣工時期
- 令和6(2024)年3月
photo by
1~6:フォワードストローク
7~9:新井組
対応地域
西宮市、神戸市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、尼崎市、他兵庫県下、大阪府、京都府、滋賀県、をはじめとする近畿エリアから、御客様の環境、予算、状況に合わせて日本全国ご提案及び対応させて頂きます。